公益財団法人 京都産業21 京都次世代ものづくり産業 雇用創出プロジェクト

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第2回「生活支援ロボットビジネス研究会」を開催しました。

第2回開催概要

日時 : 2015年2月4日(水)  13時30分~17時

会場 : メルパルク京都5F (会議場A)

【第一部:講演と研究紹介】

1.講演  13:35~14:50

※「自社のコアコンピタンスを活かしたロボットビジネスへの参入方法」  13:35~14:20

知能技術株式会社 代表取締役 大津 良司 氏

 

※「使えるロボットにするためのニーズからの検討」  14:20~14:50

株式会社イクシスリサーチ 代表取締役 山崎 文敬 氏

 

2.研究紹介 14:50~15:10

※「つくばチャレンジ2014における移動体位置情報

モニタリングソフトウェア「Derimo TC2014」の利用状況の報告」

株式会社データ変換研究所 代表取締役 畑中 豊司 氏

 

※「先端ロボットリハの研究開発、普及促進事業の紹介」

京都府健康福祉部リハビリテーション支援センター 副センター長 平井 等 氏

 

【第二部:ディスカッション】

 

3.ディスカッション 15:25~16:55

キーノート:「ロボットとベンチャーは兄弟?」

神戸大学大学院経営学研究科 研究員 高瀬 進 氏

ディスカッション:会場との双方向

アドバイザー:松野 文俊 氏(京都大学大学院 工学研究科機械理工学専攻)

ソフトモデレータ:吉川 典子

 

開催報告

ロボット要素技術を活用したビジネスが広がりをみせています。(公財)京都産業21は、ロボット事業参入のための

情報発信を目的とした第2回の生活支援ロボットビジネス研究会を24日、メルパルク京都で開催しました。

研究会は、ロボット開発企業2社がロボット事業の成功事例発表のあと、「サービスロボットの事業化」をテーマにしたディスカッションが行われ、会場との双方向で活発な意見が交わされました。

政府はロボットの活用や普及に向けたアクションプラン「ロボット新戦略」を1月下旬に公表したばかり。

少子高齢化が進展するなかでロボット技術は、医療・介護現場や農業・建設・インフラの作業現場などの幅広い分野でその活躍が期待されています。

 

研究会はアドバイザーの松野文俊氏(京都大学大学院教授)が「日本は災害大国でしかも高齢化が進み、これからロボット技術の活用は広がる」とあいさつしたあと、大津良司氏(知能技術㈱社長)が「自社のコアコンピタンスを活かしたロボットビジネスへの参入方法」と題した講演でスタート。大津氏は、ロボットの需要動向について、「社会インフラ分野や災害対策分野、さらにはプラント分野で着実に拡大している」と述べたうえで、「ビジネスとして実現できる下地は整って来ている」と強調しました。ロボット開発企業の知能技術㈱は、ロボットビジネスを通じて「関西ものづくり企業を活性化して欲しい」という経済産業省や大阪市の招聘により2007年に設立されています。

 

引き続き、山崎文敬氏(㈱イクシスリサーチ社長)が「使えるロボットにするためのニーズからの検討」と題して講演。

山崎氏は、「ロボット導入によりトータルコストを下げることがビジネスの前提になる」と述べたうえで、「ロボットビジネスはシーズ志向ではなく、ニーズ志向が求められる市場である」と強調しました。㈱イクシスリサーチは、点検ロボットや医療福祉機器など「使い続けられるロボット」をポリシーにした開発型企業で、主に高速道路の橋梁点検分野で活躍しています。

会員企業からの情報提供では、テキスト抽出事業を展開している㈱データ変換研究所社長の畑中豊司氏が昨年11月に実施された「つくばチャレンジ2014」で自社開発した移動体位置情報モニタリングソフトウェア「DerimoTC2014」の利用状況について報告。次いで京都府健康福祉部リハビリテーション支援センターの平井等副センター長が京都府立医科大学で先端ロボットを活用しながら27年度から実施されるリハビリ医療の事業推進計画を説明。この計画は、リハビリ現場に歩行アシストロボットなど数台が導入されることになっており、介護支援ロボットの普及促進に弾みがつきそうです。

 

第2部のディスカッションでは、はじめに神戸大学大学院の高瀬進研究員が「ロボットとベンチャーは兄弟?」と題して、iRobot社の掃除ロボット「ルンバ」のエピソードなどをまじえながら、ロボットと産業、そしてベンチャーとの関係を解き明かす内容で基調講演。

このあと、①ロボットの果たす役割②ロボットビジネスに展開するための方法③自社技術を市場に届けるための方法の3つのテーマについて講演者ら5名が登壇して討論し、さらには会場との双方向形式による活発な意見が交わされました。

 

最後にモデレータの吉川典子氏(医工連携推進機構客員研究員)がロボットの果たす役割のためのエスノグラフィー

(マーケティングの最前線で欠かせない調査手法)は、マーケティングの出口戦略にもつながるとして、「受注活動で

重要なのは自社の魅力や強みを伝えること」と助言し、事前配布した自社PRシートを使ってロボット事業参入のためのシート作成のコツについて説明しました。

 

ロボット事業参入シートPR作成のコツ

 

HP用会場風景 (2)

 企業や団体・大学などから45名が参加して開催された

第2回生活支援ロボットビジネス研究会

 

HP用ディスカッション風景

第2部のディスカッション。左から山崎文敬氏(イクシスリサーチ社長)、

大津良司氏(知能技術社長)、松野文俊氏(京都大学大学院教授)、

高瀬進氏(神戸大学大学院研究員)、モデレータの吉川典子氏(医工連携推進機構客員研究員)

 

同研究会の事務局を置くライフサイエンス推進プロジェクトチームでは、企業会員(参加無料)を随時募集しています。

既存の優れた技術や製品をロボット分野に活用したい企業が対象となります。第3回は3月18日(水)に開催します。

問い合わせは下記まで。

3回生活支援ロボットビジネス研究会のご案内

 

問合せ先

公益財団法人 京都産業21ライフサイエンス推進プロジェクト

〒600-8813京都市下京区中堂寺南町134

TEL:075-315-8563 FAX:075-315-9062

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