公益財団法人 京都産業21 京都次世代ものづくり産業 雇用創出プロジェクト

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「第3回産学交流セミナー」開催報告【講演内容】

  • 「資源循環型社会に向けた、リサイクル炭素繊維の活用技術の開発」
    -再CFRP化への挑戦、高付加価値材料へのマテリアルリサイクルの展開-

2015年に国連加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発目標:SDGs Sustainable Development Goals」、2016年に発効された「パリ協定」から、温室効果ガスの排出量の削減を目標とした産業機器や輸送機器の開発取組みが始まっています。特に、輸送機器分野では、軽量のCFRPを利用することによって、電気自動車を軽量化して温室効果ガスの排出を削減する動きがあります。

一方、炭素繊維の素材コストは高く且つCFRPの製造コストが高いため、低消費エネルギーでの製造技術の開発が必要であり、さらに、製造工程で排出される端材や廃棄物の活用方法の開発が、SDGsの観点から重要となってくると予測されます。

この様な背景から、端材等から回収された安価なリサイクル炭素繊維を如何に活用していくかが、バージンの炭素繊維やCFRPを普及させていく上で重要となります。リサイクル炭素繊維は、基本的には長短の不連続繊維として回収され、また樹脂との密着性を向上させるために繊維表面を修飾しているサイジング剤も回収工程で除去されるため、繊維と樹脂の密着性は低く、繊維のダメージから繊維強度も低下します。講師の研究グループでは、リサイクル炭素繊維を再度CFRPとして活用するためのプロセス技術を開発し、再生CFRPの機械特性向上、製造コストの低減を目指した研究を進めています。

本講演では、その研究開発について紹介して頂き、さらに、再度CFRPするには短すぎるリサイクル炭素繊維から高付加価値のセラミックスファイバーへ展開させるマテリアルリサイクルについてもご紹介をいただきました。

 

 

講          師 : 堀田 裕司 氏(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 構造材料研究部門 無機複合プラスチックグループ 研究グループ長)

 

日          時 : 平成30年9月11日(火)14:00~16:00

 

会          場 : 北部産業創造センター

 

参 加 者 数 : 16名

 

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